【2025年現地評】ウェンバンヤマ、血栓からの生還と「ショット・ダイエット」の衝撃。怪物が手に入れた“効率”という名の武器

「ガラスの天才」という懸念は、現実になってしまうのか。
2025年、血栓による離脱を乗り越えたウェンバンヤマ。
彼が復帰戦で見せたのは、以前よりも恐ろしく、効率的な姿だった。

2025年前半、サンアントニオ・スパーズのファン、いや全NBAファンが息を呑みました。
ビクター・ウェンバンヤマに下された診断は、深部静脈血栓症(DVT)。選手生命に関わる可能性すらある、厄介な病状でした。

「やはり、あの身長でNBAの強度は無理だったのか?」

そんな「ガラス論」が再燃する中、彼はコートに帰ってきました。
しかし、そこで待っていたのは、以前のような荒削りなエイリアンではありません。

今回は、彼が離脱中に手に入れた新たな武器「ショット・ダイエット」と、復帰後の真の評価について、現地データとBaskeTalkJapan独自の視点で深掘りします。

目次

NBA Cup準決勝での復帰:彼が証明したもの

2025年のNBAカップ準決勝。サンダー戦での復帰は、単なる1試合以上の意味を持っていました。

離脱前にささやかれた懸念

  • 若年かつ規格外の長身ゆえの「耐久性(Durability)」への疑念
  • どのポジションにも当てはまらないがゆえの「戦術的な迷い」
  • 「才能過多だが、NBAのフィジカルには適応できない」というナラティブ

長期離脱明け、しかも病み上がり。本来ならスロー調整でもおかしくありません。
しかし彼は、限られた出場時間の中で、チームの勝利に直結する決定的な働きを見せました。

試合後の「I’m over this problem(もうこの問題は過去のことだ)」という言葉。
それは、自身の体に対する不安と、周囲の雑音の両方を断ち切る宣言でした。

【BTJ分析】進化の正体は「ショット・ダイエット」にあり

復帰後のウェンバンヤマが「怖い」理由。それは身体能力ではありません。
WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)などの現地メディアがこぞって分析する「ショット・ダイエット(Shot Diet)」と呼ばれるプレースタイルの変化です。

要するに、「無駄な長距離砲を捨て、ゴール下での支配率を高めた」のです。

項目以前のウェンバンヤマ2025-26シーズン
プレースタイルガードのような動き
(3P多投)
リム周辺の支配者
(ペイントエリア重視)
ゴール下成功率
(5ft以内)
60%前後70%超
(リーグ最高水準)
平均得点21.4 PPG25.8 PPG

※データ参照:Basketball-Reference / NBA.com (2025-26 Early Season)

編集長

ここがポイント:
「何でもできる」からこそ「何でもやってしまう」のがこれまでの弱点でした。
しかし血栓による離脱を経て、彼は「体に負担をかけず、かつ最も得点できるエリア」を選び始めました。これが「ショット・ダイエット」の本質。バスケIQの勝利です。

「Wemby is back」世界はどう反応したか

復帰後のパフォーマンスに対し、SNSや現地メディアは即座に反応しました。
特に注目されたのは、復帰戦での+/-(プラスマイナス)が「+21」を記録したこと。彼がいる時間帯だけ、スパーズは別チームになるのです。

🗣️ BaskeTalk住民の反応

現地ファン

血栓って聞いて終わったと思ったけど、なんか一回りデカくなって帰ってきたな。メンタルが強すぎる。

データ班

3Pを減らしてペイントを攻める「ショット・ダイエット」、大正解だね。FG%の上がり方が異常だよ。

結論:エイリアンは「効率」を学び、完全体へ

2025年、ウェンバンヤマは「怪我」という最大の試練を乗り越えました。
しかし、ただ戻ってきただけではありません。

彼は自らのプレースタイルを削ぎ落とし(ダイエットし)、「最も効率的にNBAを支配する方法」を学習して帰ってきました。
同世代のチェット・ホルムグレンらと比較しても、攻守における影響力の大きさは頭一つ抜けています。

🔥 BaskeTalkJapanの予言

「ガラスの天才」という汚名は、もう過去のものです。
ここから始まるのは、効率と支配力を兼ね備えた「真のGOATロード」です。

ウェンバンヤマの進化について語り合う

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この記事を書いた人

NBA現地観戦2回、JapanGame2回参戦、日本代表2回観戦。
目標はカリーが引退するまでにチェイスセンターに行くこと。

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